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激戦州、バイデン氏優位も予断許さず 米大統領選

大統領選で対決するトランプ米大統領(左)とバイデン前副大統領=AP

【ワシントン=永沢毅】11月3日に迫った米大統領選は民主党候補のバイデン前副大統領が全米の支持率で共和党現職のトランプ大統領への優位を保ったまま終盤戦に突入した。勝敗のカギを握る激戦州では両候補の差は小さい。前回2016年の大統領選と比べても接戦の様相が強く、結果は予断を許さない。

7日の副大統領候補によるテレビ討論会。民主党候補のハリス上院議員が「私たちが勝つ。トランプがやってきたような民主主義の破壊は誰にもさせない」と政権奪還に自信を示すと、共和党候補のペンス副大統領は「トランプ氏再選を確信している」と応じた。

政治サイト、リアル・クリア・ポリティクス(RCP)のまとめによると、バイデン氏は各種世論調査の全米支持率の平均でトランプ氏を9.7ポイントリードする。直接対決のテレビ討論会やトランプ氏の新型コロナ感染を経て、9月末から差は3ポイント以上広がった。

前回大統領選では同じ時期に、民主党のクリントン元国務長官がトランプ氏に全米平均で5.5ポイントリードしていた。それでもバイデン氏が当時より優位に戦いを進めているとは言い切れない。

米大統領選は各州に割り当てられた「選挙人」を争う仕組みで、全米538人の過半数270人以上を得た候補が当選する。多くの州は共和、民主両党の色分けがはっきりしているため、両党の勢力が拮抗する「激戦州」をどれだけ制するかが全体の勝敗を左右する。

今回の選挙で注目される主な激戦州の南部フロリダ、中西部ミシガンなど6州でみると、バイデン氏の支持率のリードは4.6ポイントと全米の半分以下にとどまる。16年大統領選での今とほぼ同じ時期の6州の支持率の差をみると、クリントン氏のトランプ氏に対するリードは4.8ポイントと今回よりも大きかった。

東部ペンシルベニア、中西部ウィスコンシン、ミシガン、南部ノースカロライナの4州ではクリントン氏のほうが今のバイデン氏より数字のうえで優位に戦いを進めていた。しかし最後は残る2州も含めてトランプ氏が6州すべてを制した。

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