日立系、インド石油大手から14億円で変電設備受注
日立製作所傘下の日立ABBパワーグリッド・インドは8日、インド国営の石油・ガス企業とインド西部のラージャスターン州政府による合弁企業から変電設備を受注したと発表した。受注額は約10億インドルピー(約14億円)。同州で建設中の製油所向けに、円滑かつ効率的に電力を供給するための設備を提供する。
国営の大手石油・ガス企業ヒンドゥスタン・ペトロリアム・コーポレーションと、ラージャスターン州政府の合弁企業であるエイチピーシーエル・ラージャスターン・リファイナリィから受注した。220キロおよび60キロボルトの変電所設備として、落雷時などに電気を遮断するガス絶縁開閉装置を提供する。業界最高水準の変圧器や変電所の自動化システムなども納める。