シェアサイクル拠点設置 小田急電鉄、沿線の敷地活用

小田急電鉄はグループを挙げてシェアサイクルの普及支援に乗り出す。「ダイチャリ」ブランドでシェアサイクルを展開するシナネンモビリティPLUS(東京・港)と組み、沿線にダイチャリの駐輪場を設置する。まずは世田谷区内の区間で始め、好評ならエリアの拡大を検討する。
下北沢駅―成城学園前駅間の高架下や商業施設の駐車場を利用し、駐輪用の「ステーション」を10カ所、約80台分設置する。利用開始は13日の予定。駅に近いステーションを増やし、沿線住民の利便性向上や街のにぎわいづくりにつなげる。
15分70円から利用できるダイチャリはシェアサイクル大手で、都内では約400カ所のステーションを展開。世田谷区は主要な営業エリアの一つとなっている。