自民改憲本部、顧問に6派閥領袖 衛藤氏「挙党体制」
自民党の憲法改正推進本部(衛藤征士郎本部長)は8日、党本部で菅義偉政権発足後初めて役員会を開いた。二階俊博幹事長や細田博之前本部長ら党内6派閥のトップが顧問に就く役員人事を決めた。麻生太郎副総理・財務相は現閣僚のため外れた。衛藤氏は「挙党体制で臨む」と述べた。

党が2018年に打ち出した改憲4項目の内容をより具体化した案を年内にもまとめる方針を確かめた。近く起草委員会を設けて議論を始める。
二階氏は改憲手続きを定めた国民投票法の改正案に関し「国会に提出したままだ。速やかに成立に向けて努力したい」と話した。