2020年はどの年より職場でストレス、米オラクル調査
米オラクルは7日(米現地時間)、人事関連の調査などを手がける米ワークプレイスインテリジェンスと共同で新型コロナウイルスと職場のストレスに関する調査結果を発表した。2020年はどの年よりも職場でストレスや不安を感じたと回答した人が70%に達した。ストレスと不安の増加は多くの従業員のメンタルヘルスに悪影響を及ぼしたという。
調査は、日本を含む米国や英国、中国など11カ国の従業員や経営幹部などが対象。約1万2千人に7月16日から8月4日にかけて実施した。日本の調査対象者数は千人だった。
調査では他に、メンタルヘルスのサポートをテクノロジーに期待しているという結果も出た。「メンタルヘルスのサポートを人間よりも人工知能(AI)などのロボットに頼りたい」という回答は82%に上り、68%が「仕事上のストレスや不安を、上司よりもロボットに話したい」と答えていた。世界の従業員の83%は「メンタルヘルスのサポートのために自身の会社がテクノロジーを利用することを望んでいる」という。