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ネイチャーアーキテクツ、9000万円調達

一つの素材で、腕の関節の動き、骨の軽さと硬さ、皮膚のやわらかさを再現

東京大学発スタートアップのネイチャーアーキテクツ(東京・港)は、三菱マテリアルのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)やニフコパークシャテクノロジースパークス・グループが運営するファンドから9000万円を調達した。調達した資金は、独自のアルゴリズムで作る部材の特許申請などに充てる。

ネイチャーアーキテクツは、「メタマテリアル」を生成するアルゴリズムを開発する。メタマテリアルは、特定の素材を加工し、素材になかった機能をもたせた人工的な物質。例えば金属を特殊な構造に加工すると、水に浮くほど軽くて硬い金属が再現できる。部品を組み合わせずひとつの素材で部材を作るため、製造コストが下がり複数部品を使用することによる故障のリスクも軽減するという。

独自のアルゴリズム「DFM」では、硬さや弾力性など部材に必要な具体的な機能を入力すると、素材をどのような構造に加工すると良いか提案。硬い素材に振動を吸収する機能をつけるなど、今まで実現が難しかった部材を設計する。

同社は新しく生成した構造に特許をつけ、その構造をもつ部材を使った商品を製造する企業からライセンス費をもらう。調達した資金を活用し、特許の維持や国際申請、人材の採用などを進める考えだ。

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