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主力欠く窮状 ロッテ・井上、不安払う3ラン

前日は1軍選手11人が新型コロナウイルスを調べるPCR検査で陽性もしくは濃厚接触者と判定されて抜け、この日は岡が濃厚接触者と認定されて、出場選手登録を抹消された。

一回2死一、二塁、井上が右越えに先制3ランを放つ=共同

「こういうことが身近に起きるんだと初めて実感した。これからどうなるのか、と」。一回、先制3ランを放った井上は明かす。どれだけ注意しても感染の恐れは消えず、あすは誰の身に起きるかわからない。優勝争いの厳しさに、不条理との戦いが加わった。

窮状のなかでも光があった。1番に起用された藤原。ドラフト1位で入団した昨季、開幕当初1軍に抜てきされたが、出場6試合、2安打に終わった。

コロナ禍で巡ってきた1軍の舞台で、たくましくなったところをみせた。1打席目に手が出なかったアルバースの速球を五回の3打席目で一、二塁間にはじき返した。適応の早さに、2軍での鍛錬の成果がうかがえた。七回はバントも決め、大量離脱のあとの初勝利に貢献した。

チーム全体をみれば、守備面を含め、戦力ダウンは否めない。三塁の安田と、2軍から上がった遊撃の茶谷が譲り合って、ジョーンズの飛球を二塁打にしたあたり、遊撃のレギュラーの藤岡がいたら、と考えさせられた。

それでも、井上が言うように、もう腹を決めてやるしかない。「新しく来た人は自分のアピールを、ずっと出ている僕たちは見本になれるように。1人1人役割を全うすれば強いチームだと思う」。尋常ではない結束力とか、不条理との戦いから生まれる何かがあるのか。誰も経験のない試練が続く。

(篠山正幸)

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