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コロナ禍の製造業DXに「電電ファミリー」結集

新会社の社長には富士通の田中隆之氏(左から2番目)が就く

新型コロナウイルスに苦しむ製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に「電電ファミリー」が結集する。富士通ファナック、NTTコミュニケーションズの3社は7日、製造業のDXを支援する新会社を設立すると発表した。米中貿易摩擦やコロナ禍で製造業の環境は厳しい。製造業が共通で使えるデジタルサービスを提供し、技術開発などを後押しする。

11月に新会社「DUCNET」を設立する。工作機械などのメーカーや商社、システム関連会社など周辺企業がコミュニケーションをとれる共通のクラウドサービスを提供し、工場設備のデータを社内外で共有したり、電子商取引(EC)で自社の製品やサービスを提供したりできるようにする。新会社の社長に就任する富士通の田中隆之氏は「工作機械業界をはじめとして、製造業全体のDXを進める場にしたい」と意気込んだ。

3年以内に国内外の300社への導入を目指す。ファーストユーザーとなり新会社にも出資するファナックだが、今回の提携はかつて親会社だった富士通との「タッグ」の再来でもある。ファナックは1972年に富士通から数値制御(NC)部門がスピンアウトして創業した。NC装置とモーターで日本のものづくりの競争力の源泉の礎を築き、自社も高い収益性を誇る。ファナックの斉藤裕副社長は「顧客体験が重視される中、顧客との接点にデジタルを活用する」と語る。ニューノーマル(新常態)での変革に、新しい形の「ファミリー」で挑む。

(西岡杏)

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