自民政調会長「行革視点で検討」 学術会議巡りPT設置
自民党の下村博文政調会長は7日の記者会見で、日本学術会議のあり方について「行政改革の残された課題の一つという視点で検討する」と述べた。党内閣第2部会に塩谷立元文部科学相を座長とするプロジェクトチーム(PT)を設け、政府への提言をまとめる。
下村氏は日本学術会議の政府への答申が2007年、勧告が10年、要望が09年から出されていないと指摘した。「学術会議の役割がどの程度果たされているかも含めた議論をする必要がある」と話した。
少子化対策を巡り、党少子化社会対策に関するPTを特別委員会に格上げし、委員長に衛藤晟一前少子化相が就くと明らかにした。不妊治療への支援策などを検討する。