札幌すすきの1割弱がコロナで営業休止、観光協会まとめ

新型コロナウイルスの感染拡大で客足が低迷し、6~8月の3カ月で札幌市の繁華街すすきの地区の約3800店の店舗の1割弱にあたる約300店が営業をやめていたことがわかった。すすきの観光協会(札幌市)が明らかにした。外出自粛や休業要請で夜の営業が深刻な打撃を受けた。
すすきのでは断続的に飲食店で新型コロナのクラスター(感染者集団)が発生している。同協会は独自の補助金の給付やランチ営業への移行を支援しているが、客単価の高い中高年の客足は遠のいたまま。しばらくは厳しい状況が続きそうだ。
同協会のまとめによると、5月のすすきのの飲食店では売上高が平均で前年同月比97%減っていた。この時点では売上高の平均額を家賃の平均額が上回っており、補助金がなければ店を維持することさえもできない状況となっていた。

新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
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