水産業者5億円脱税疑い 中国向け高級クラゲで利益 福岡

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2020/10/6 19:17
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福岡地検は6日、架空の仕入れを計上するなどし税金約5億円を免れたとして、福岡県柳川市の水産物加工販売会社「善明」の代表取締役、吉川昌秀容疑者(32)と、経理担当の従業員、高口直美容疑者(57)を法人税法違反と消費税法違反などの疑いで逮捕した。地検は2人の認否を明らかにしていない。

同社は、国の中国向け輸出水産食品認定施設として登録。漁業関係者らによると、中国で質が高く高級食材とされる有明海産のビゼンクラゲなどを取り扱っていた。漁業者から買い上げたクラゲを自社工場で加工し、輸出して利益を上げていたとみられる。

有明海では、数年前からビゼンクラゲが大量に発生。多くの漁師が、特産のノリの漁期でない時期に、副業としてクラゲを捕っているという。

逮捕容疑は、架空の商品仕入れを計上するなどし、2016年7月期~18年7月期の所得計約4億9400万円を隠し、法人税と地方法人税計約1億1900万円を免れた。また、同じ期間に消費税と地方消費税計約3億8600万円を免れた疑い。〔共同〕

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