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ワタミ、4カ月ぶり高値 焼肉店への転換が好感

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6日の東京株式市場で居酒屋大手のワタミが3営業日続伸した。一時、前日比100円(10%)高の1152円まで上昇し、4カ月半ぶりの高値となった。5日に居酒屋全店の3割にあたる約120店を焼肉店に転換すると発表。主力の居酒屋事業の苦戦が長期化する中での業態転換が好感され、個人投資家を中心に買いが集まった。

終値は前日比24円(2%)高の1076円だった。売買代金は前日の約2倍に膨らんだ。

同社は5日、2022年3月までに「鳥メロ」や「ミライザカ」といった主力の居酒屋全約330店のうち約120店を新業態の「焼肉の和民」に切り替えると発表した。マネックス証券の益嶋裕マーケット・アナリストは「居酒屋に比べ焼肉店は新型コロナウイルス禍からの回復が早く、業態転換が一時的に評価された」と見る。

コロナ禍を受け業績は厳しさを増しており、20年4~6月期の最終損益は45億円の赤字だった。7月と8月の国内外食事業の既存店売上高も前年同月比52.4%減、63.6%減と回復は見られない。新型コロナの影響が不透明なため、21年3月期の業績予想も未定としている。今回の業態転換にあたって9月末には、横浜銀行から劣後ローンで30億円を調達した。

当面の焦点は業態転換によるファミリー層の開拓が早期の業績回復につながるかだ。「専門店への転換は選択肢の一つとしては正しいが今期の黒字化は難しく、さらなる株価の上昇は見込みにくい」(国内証券)と指摘する。足元の株価上昇は一時的なものにとどまるとの見方が多い。

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