近ツリ、パンフ代金水増し JR西に10年間で7千万円

2020/10/6 16:45
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旅行大手のKNT-CTホールディングス(東京)は6日、傘下の近畿日本ツーリスト関西(大阪市)と同中部(名古屋市)で、旅行パンフレットの製作費を水増し請求していたことを明らかにした。JR西日本の依頼で製作したもので、10年間で約7千万円を不正に受け取っていた。KNTは損害賠償金を支払うとともに、不正に関わった担当者ら約30人を処分した。

KNTなどによると、パンフレットはJR西の鉄道を利用する旅行ツアーを紹介する内容で、製作費の一部や全額を販売支援金という形でJR西から受け取っていた。2社は見積額を水増ししたり、部数を減らすなどしたりして差額を不正に受け取っていた。

2018年2月に近畿日本ツーリスト関西の担当者が社内メールをJR西に誤送信して不正が発覚した。水増し請求に関わった担当者は「不正をしている認識はなかった。成績を上げるためにやった」と説明しており、私的流用はなかったという。KNTの広報担当者は「社員のコンプライアンス意識が欠如していた。今後は再発防止を徹底していく」と話している。〔共同〕

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