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エビ培養、養殖の代替に シンガポール新興が工場新設

エビ培養肉開発を手がけるシンガポールのShiok Meats(ショーク・ミーツ)は、培養したエビの開発・販売を手掛ける東南アジア初の企業だ。現状ではエビ培養肉製品1つに300ドル(約3万1500円)の費用がかかるコストが普及の足かせとなる。同社は2021年までに1キログラムあたり50ドルまでに引き下げることを目指している。

ショーク・ミーツの共同創業者、Ka Yi Ling氏=ロイター

ショーク・ミーツはエビに特化しているという点では世界初の企業でもある。このほどシリーズAラウンドで1260万ドルを調達した。持続可能な水産業に特化したファンド、Aqua-Sparkなどが引き受けた。

同社は幹細胞研究者のSandhya Sriram氏とKa Yi Ling氏が18年に立ち上げた。今回調達した資金を活用して試験的な製造工場を新設し、22年にもエビ培養肉の製造を本格化する計画だ。同社は「甲殻類の培養肉製造工場の稼働は、世界でも初めての試みだ」と強調する。

今回の資金調達ラウンドにはシンガポール企業庁の投資部門や、日本のリアルテックファンド、東洋製缶グループホールディングス(HD)なども参加した。エビの養殖は沿岸部のマングローブ伐採を招き、環境に悪影響を及ぼすと指摘される。エビの培養肉はエビの養殖の代替手段として注目を集めている。

「ディールストリートアジア」(英文)のサイトはこちら(https://www.dealstreetasia.com/)

 日本経済新聞社は、東南アジア各国で投資ファンドやスタートアップ企業の動向を追うシンガポールの新興メディア「ディールストリートアジア」に出資しています。同社の発行するスタートアップやテクノロジーに関する日本語の記事を、日経電子版に掲載します。

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