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ザビエル肖像を高精細複製 発見100年、大阪で公開

日本にキリスト教を伝えた宣教師フランシスコ・ザビエルの肖像画が大阪府茨木市で見つかってから今年で100年となるのを記念し、発見の地にほど近い市立キリシタン遺物史料館で、本物そっくりの高精細複製が初公開されている。デジタル技術を用い、神戸市立博物館が所蔵する原画の色調を再現した。

1920年、隠れキリシタンの里として知られる茨木市千提寺の民家で見つかった「聖フランシスコ・ザビエル像」。史料館によると、江戸時代初期、徳川幕府によるキリスト教禁教下で日本人絵師が描いたとされ、2000年に国の重要文化財に指定された。

茨木市から複製を依頼された凸版印刷は高性能カメラで原画を撮影。専門家の立ち会いの下、わずかな色合いの違いをデータ上で調整して数種類の紙に出力、本物に一番近い仕上がりを選んだ。

茨木市によると、市内ではここ30年ほど、原画の公開はない。桑野梓学芸員は「誰もが知っている肖像画なのに、茨木が発見場所だとあまり知られておらず残念だ。複製は本物と見間違うほど。多くの人に見てもらい、市とのつながりをPRできれば」と話した。

夫婦で史料館を訪れた大阪府豊能町の無職、喜田喜士夫さん(71)は「簡易的なレプリカだと正直あまり期待していなかったが、繊細で驚いた。間近でゆっくり見られて満足」と顔をほころばせた。特別展は10月12日まで。入館無料。問い合わせは同史料館(電話)072・649・3443。〔共同〕

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