/

独DAX指数を改革、採用基準厳しく 銘柄数は10増の40に

【ロンドン=篠崎健太】ドイツ証券取引所グループは5日、ドイツの代表的な株価指数であるDAXの改革案を公表した。企業統治(コーポレートガバナンス)や利益に関する組み入れ基準を厳しくする。構成銘柄数は現行の30から40へ増やす。同指数に入っていた決済サービス会社ワイヤーカードの粉飾事件を契機に見直す。

新ルールは構成銘柄の除外規定を厳格にするのが柱だ。四半期報告書を期限から30日過ぎても開示できなければ、3カ月ごとの定期見直しを待たず除外とする仕組みを提案した。経営の監督を担う監査役会が、十分な機能を持つ監査委員会を備えていることも求める。

DAX指数への新規採用では、直近2期分のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)が黒字であることを条件とする。対人地雷や生物化学兵器など武器取引等に関わる企業は対象外とする規定もつくる。

DAXはフランクフルト証券取引所に上場する独企業のうち、時価総額や売買量が多い主要30銘柄の株価で算出される。2018年に採用されたワイヤーカードで20年6月、不正会計問題が発覚した。同社は破産申請したが即時除外の対象にならない規定だったため構成銘柄に約2カ月残り、ルールの不備が露呈していた。

改革案には、DAXの銘柄数を10増やして40とすることも盛り込まれた。中型株指数のMDAXは銘柄数を60から50に減らす。11月4日まで市場関係者から意見を募り、同23日までに新ルールを公表する。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン