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NZ乳業フォンテラ、中国の7農場を売却 390億円で

【シドニー=松本史】ニュージーランド(NZ)乳業最大手のフォンテラは5日、中国で経営する農場を同国の乳業2社に合計5億5500万NZドル(約390億円)で売却することで合意したと発表した。中国の農場事業は不振が続いており、売却を検討していた。

河北省と山西省にある7カ所の農場を中国乳業大手、内蒙古伊利実業集団系の企業などに売却する。中国当局の承認を経て、2021年7月末までに手続きを完了する見通しだ。米企業と共同で運営する残る山東省の2カ所の農場も今後、手放す方向で検討している。

フォンテラは08年から河北省、15年から山西省で乳牛の農場を経営し、生乳の生産を手掛けている。放牧が主流のNZに対し、中国では畜舎での飼育が必要なためコストが膨らみ、赤字が続いていた。19年7月期には同事業で2億NZドル超の減損損失を計上した。

マイルス・ハレル最高経営責任者(CEO)は声明で、「過去1年半、すべての事業を見直してきた。今回の農場売却はNZ産の生乳(の加工・輸出)に集中するという、我々の決断に沿ったものだ」と述べた。

フォンテラは01年、酪農協同組合が合併して発足後、海外事業を積極的に拡大してきた。

ただ中国農場など不振事業も多いことから、19年3月にCEOに就任したハレル氏のもとで、抜本的な経営戦略の見直しを進めている。

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