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TSIHD、一時上場来安値 赤字見通しで失望売り

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5日の東京株式市場でセレクトショップ「ナノ・ユニバース」などを手がけるTSIホールディングス株が続落した。一時、前週末比39円(13%)安の271円まで下げ、上場来安値をつけた。2日の取引終了後に2021年2月期通期の連結営業損益が過去最大の赤字になると発表した。業績回復が当面、見込めないとの失望から、個人投資家を中心に売りが膨らんだ。

売りの一巡後は押し目買いも入り、終値は19円(6%)安の291円。この日の東証1部の値下がり率ランキングで6位に入った。売買代金は前週末比で1.5倍になった。

2日に発表した21年2月期の連結業績見通しは、営業損益が178億円の赤字(前期は7000万円の黒字)と過去最大の赤字となる見込み。新型コロナウイルスの収束がなお見通せないなか、営業を再開しても都市部の百貨店やショッピングセンターなどから客足が遠のいている。在庫処理のために値引きを増やしたことも利益を押し下げる。

不動産や投資有価証券の売却で最終黒字は確保する見込みだが、営業赤字見通しを受け、「9月以降も本業の不振が続くことが浮き彫りになった」(マネックス証券の益嶋裕氏)ことから失望売りが広がった。

もっとも、PBR(株価純資産倍率)は0.34倍と、同業のアダストリア(1.39倍)などと比べ割安感がある。買い残を売り残で割った信用倍率は9月25日時点で0.4倍となっており、市場からは「株価の下落を受け、短期的には買い戻しが入りやすい局面だ」(楽天証券経済研究所の窪田真之氏)との声が聞かれる。

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