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三菱電、鉄道車両向け故障予兆を自動検知

東京メトロ有楽町線、副都心線10000系で試験

三菱電機は5日、東京地下鉄(東京メトロ)と共同で、鉄道車両向けに故障予兆を自動検知するシステムを開発したと発表した。運行列車の動作データを分析し、車両に搭載した機器が故障する予兆を自動検知したり、寿命を診断したりする。東京メトロの有楽町線および副都心線の10000系車両で、今月から試験運用を始める。

運行車両の走行位置や車内温度、乗車状況(混雑度)など、さまざまな情報を収集する装置からデータを収集。高速かつ大容量の無線通信でクラウド上のデータセンターに随時伝送する。

伝送されたデータを分析し、一定の値を超えた場合、故障の予兆を検知して関係部署に通知する。原因究明のためのグラフや帳票も自動で出力し、早期の点検や部品交換を促す。

収集した動作データを使った機器や部品の寿命診断も支援する。動作データと過去に発生した故障データのパターン、機器や部品の使用実績を照らし合わせて、寿命診断をしやすくする。寿命が残っている部品の交換を減らし、交換周期の最適化につなげる。

試験運用ではブレーキ制御装置と電動空気圧縮機が対象。結果を踏まえて、2021年2月に運用が始まる東京メトロ有楽町線・副都心線の17000系にも適用する予定だ。車両推進制御装置や電源装置、保安装置などにも対象を広げる。(井原敏宏)

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