インジウム、1年5カ月ぶり高値 中国で投機狙いの買い
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液晶パネルの電極材に使うレアメタル(希少金属)、インジウムが1年5カ月ぶりの高値をつけた。指標価格は5月の安値から16%高い。夏場の水準が底値とみた中国の投機筋が買いを入れたとみられる。液晶向けの実需は弱く、一時的な上昇にとどまりそうだ。
指標となる欧州市場のスポット(随時契約)価格は9月下旬時点で1キロ177.5ドル前後。前月から20ドル(13%)上昇し、2019年4月以来、1年5カ月ぶりの高値...
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