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中村哲さんの記念塔完成 アフガン、緑化の公園内に

福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」は5日までに、アフガニスタン東部ナンガルハル州で昨年12月に現地代表として活動中に殺害された医師、中村哲さんの功績をたたえる記念塔が、中村さんらが緑化を手掛けた同州の公園内に完成したと明らかにした。

アフガニスタン・ナンガルハル州に完成した中村哲さんの記念塔(9月19日)=共同

ペシャワール会の村上優会長は福岡市で開いた現地報告会の後、「記念塔は中村先生がそこに存在していたという証し。メモリアルとして長く残ってもらいたい」と報道陣に話した。今年1月ごろから建設を始め、中村さんの誕生日に当たる9月15日の完成を目指して作業を進めてきた。

設置された公園は、同会のかんがい事業により緑がよみがえった東部のガンベリ砂漠地帯にあり、中村さんのお気に入りの場所だった。白を基調とした大理石の塔は高さ約15メートルで、中心部にはほほ笑む中村さんの似顔絵が描かれている。

建設に携わった現地スタッフは「中村医師が誠実にアフガンに尽くした歴史を語り継ぐ記念塔だ。多くの人が訪れ、祈りをささげることを願っている」と話した。

中村さんは昨年12月4日、作業現場に向かう途中で武装勢力に銃撃され、73歳で命を落とした。

〔共同〕

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