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トランプ氏、米軍医療施設に数日間入院 「確実に治す」

(更新)

【ワシントン=中村亮】マクナニー米大統領報道官は2日の声明で、新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領が「数日間」にわたって首都ワシントン郊外の米軍医療施設に入院すると明らかにした。トランプ氏はツイッターに投稿した動画で「確実に治るようにする」と入院の理由を説明した。

トランプ氏は2日夕方、ホワイトハウスでマスクを着用しスーツ姿で報道陣の前に現れた。歩きながら報道陣に右手の親指を立てたり、手を振ったりしたりしたが表情は険しかった。大統領専用のヘリコプターに乗り、ワシントン郊外のウォルター・リード陸軍医療センターに移動。到着後はヘリの操縦士に声をかける場面があった。

トランプ氏は出発直後にツイッターに投稿した動画メッセージで「みなさんの多大な支援に感謝している。決して忘れない」と強調した。

新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領=ロイター

米メディアによると、ホワイトハウスのアリサ・ファラー広報部長は声明で「大統領は責任を全うしている」として、ペンス副大統領に権限委譲を行っていないと説明した。合衆国憲法修正25条は大統領が職務の継続が困難になれば副大統領が大統領代行を務めると規定している。

トランプ氏の主治医は2日付のメモで同氏の健康状態について「2日午後時点で疲労が残るが元気だ」との見方を示した。予防的措置として臨床試験中のコロナの抗体医薬品を服用したとも説明した。複数の米メディアは微熱やせきがあると報じたが、メモでは触れていない。主治医はメラニア大統領夫人について、軽いせきと頭痛の症状があると説明した。

メドウズ大統領首席補佐官は2日、ホワイトハウスで記者団に対し、トランプ氏が執務を継続していると説明した。一方でトランプ氏は2日夕方まで日課のツイッターへの投稿がなかった。ホワイトハウス当局者によると、昼に予定していたコロナに関する電話会議に参加せず、代わりにペンス副大統領が出席した。コロナ感染が執務の支障になっている可能性は排除できない。

トランプ氏の選挙陣営は2日、同氏が参加を予定していた選挙集会について、オンラインで開催するか延期する方向で調整を進めていると明らかにした。来週にかけて激戦の中西部ウィスコンシンや西部アリゾナの両州で集会を予定していた。トランプ氏が得意とする対面形式の集会を自粛することになり、大統領再選に逆風になる。

国防総省のホフマン報道官は2日の声明で「米軍は国家や国益を守る準備が整っている」と強調した。トランプ氏の感染による政権内の混乱に乗じて、他国やテロ組織が挑発行動を起こさないようけん制した。国防総省の警戒レベルに変化はないとも説明した。

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