マカオのカジノ、コロナ直撃で6社赤字に
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マカオのカジノ運営各社の2020年1~6月期決算はそろって最終赤字に転落した。新型コロナウイルスの影響で利用客が激減し、巨大な施設の運営コストが重荷になった。財務余力が低下して、脱カジノ依存に向けた投資計画が遅れる可能性もある。各社は中間配当を見送るなど財務基盤の立て直しを急ぐ。
マカオ政府はコロナ流行を受けて、カジノの営業を2月に15日間停止した。その後も外国人の入境を禁止するなど厳しい防疫措置...
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