豊田通商、ペットボトル再資源化へ新会社 滋賀に工場

2020/10/2 19:30
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豊田通商は廃棄された飲料のペットボトルを再資源化する新会社を設立した。中央倉庫などとの共同出資。廃棄ペットボトルを関西や中部の廃品回収業者から仕入れて粉砕し、再利用できるように極小の粒にして出荷する。滋賀県日野町にリサイクル工場を建設中で、2022年4月に稼働させる予定だ。

豊田通商は廃棄ペットボトルの再資源化事業に参入する

新会社の社名は「豊通ペットリサイクルシステムズ」。豊通のほか、ポリエステルの再利用事業を手がけるウツミリサイクルシステムズ(大阪市)や中央倉庫などが出資し、割合はそれぞれ65%、15%、12.5%となる。社長には豊通で化学品事業に携わる小坂彦二氏が就任する。

国内で回収されたペットボトルは国内で再利用するだけでなく、海外でも流通する。しかし、主要輸出先である中国や東南アジアで近年、廃プラスチックの輸入規制が広がっているため日本からの輸出量は年々減っている。廃棄されたペットボトルを国内で再資源化する仕組み作りが急務となっている。

豊通はペットボトルの原料であるPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂の輸入を手がけており、リサイクルにもノウハウを生かす。同社は回収や再利用事業を指す「循環型静脈事業」を重点分野の1つに掲げ、強化している。

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