静岡県副知事 リニア未着工問題、生態系の影響議論を

2020/10/2 18:00
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静岡県の難波喬司副知事は2日、リニア中央新幹線の未着工問題を巡り、工事が南アルプスの生態系に与える影響の議論が進んでいないとの認識を示した。東京都内の日本記者クラブで記者会見した。

JR東海には「早く中身を詰め、膠着状態になれば国土交通省に中立な立場で意見をもらうことが大事だ」と訴えた。

静岡工区は工事による大井川の流量減少問題を巡り同県とJR側の主張の対立が続き、着工に至っていない。会見は県の主張などに理解を求めるため都内で開いた。

議論の進捗について難波氏は「水の問題は国の有識者会議で議論が進み、出てくる結論をどう評価するかになる」と指摘した。生態系への影響は「半分はおろか、20%までいっているかどうかも分からない」と、調査などが遅れているとの見方を示した。

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