茂木外相、非政治化支持を伝達 ユネスコ事務局長と会談
茂木敏充外相は1日、訪問先のフランス・パリで国連教育科学文化機関(ユネスコ)のアズレ事務局長と初めて会談した。韓国がユネスコに長崎市の端島(通称・軍艦島)を含む世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の登録取り消しの検討を求めていることを念頭に、非政治化への改革を支持する意向を伝えた。
外務省によると、茂木氏は「組織改革を含むユネスコの強化に向けた取り組みを支持する。教育や文化、科学分野で積極的に貢献したい」と表明。アズレ氏は「日本との協力関係を一層強化していきたい」と応じた。
〔共同〕