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ノルウェー企業、英ネットスーパーオカドを提訴 特許侵害で

オカドの物流センターでは、箱形のロボットが格子状の棚に商品を仕分けする=同社提供

【ロンドン=佐竹実】倉庫システムを開発するオートストア(ノルウェー)は1日、英ネットスーパー専業のオカドが特許を侵害したとして、使用差し止めを求める訴訟を英国と米国で起こしたと発表した。オカドはイオンと組んで千葉市内に自動倉庫を稼働させる予定で、判決次第では影響が及ぶ可能性もある。

オートストアが特許を侵害されたとしているのは、箱形ロボットが商品を仕分ける自動倉庫システム。オカドは12年にオートストアのシステムを購入した顧客であるにもかかわらず、自社技術として他社に販売していると主張している。製造や使用の差し止めのほか、損害賠償も求めている。

オカドは1日、日本経済新聞の取材に「オートストアのいかなる権利も侵していない」と特許侵害を否定した。「我々は自社システムに関する複数の特許を持っており、オートストアがこれらを侵害していないか調べている」と反論した。

ネットでの買い物が広がる中、配達時間を1時間刻みで指定できる利便性からオカドは急成長している。コロナ禍で利用が増えたこともあり、足元の時価総額はスーパー最大手のテスコを上回った。デジタル化を急ぐ世界のスーパー大手に自社システムを提供しており、米クローガーや仏カジノなどと相次ぎ提携。イオンとは23年に自動倉庫を稼働させる予定だ。

96年創業のオートストアは自動倉庫システムを30カ国以上に提供している。日本ではニトリホールディングス(HD)が倉庫内の商品搬送で16年から導入している。

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