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原油先物の売買減少 東証システム障害余波

2020/10/1 19:35
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東京証券取引所で1日システム障害が発生したが、大阪取引所や東京商品取引所に上場する商品先物のシステムには支障がなく、通常通り取引を続けた。ただ東商取では原油先物の売買が伸び悩むなどの影響も出た。

東商取のドバイ原油先物は、1日の売買高が時間外取引分を含めて1万1316枚(枚は最低売買単位)と9月30日分と比べて19%減った。取引終了直前にまとまった約定があったが、日中の取引は閑散とした状況が続いた。通常、月替わりには限月の乗り換えに伴う注文が増えるが、この日は「新限月の売買も少なかった」(先物大手)。

一因とみられるのが、東証に上場する原油ETN(上場投資証券)の取引がストップしたことだ。原油価格の指数に連動する金融商品で、発行体の証券会社は残高の増減に合わせて東商取の原油先物を売買する。東証のトラブルでこうした注文が鈍るとの思惑が広がり、積極的な取引が手控えられたようだ。

流動性が細れば価格変動が大きくなりやすい。この日は売買の中心である21年2月物が前日比4%超の大幅高で取引を終えた。一方、大阪取引所に上場する金先物などの売買水準に目立った変化はなかった。

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