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JT、ユーロ建て劣後債1200億円 グループで初

日本たばこ産業(JT)は1日、海外子会社を通じてユーロ建て劣後特約付き社債(ハイブリッド債)を発行すると発表した。発行総額は10億ユーロ(約1200億円)となる見通し。調達資金は短期借入金の返済などに充てる。劣後債は普通社債に比べて返済義務の順位が低く、一部が資本とみなされる。JTグループが劣後債を発行するのは今回が初めてとなる。

発行体はオランダが拠点のJT子会社JTI。発行するハイブリッド債は2本立てで、2081年4月と83年10月に償還を迎える60年超の超長期債だが、いずれも会社側が早期償還できる条項が付いている。利率はそれぞれ2.375%と2.875%。

JTの自己資本比率は6月末で48%と、一定の水準は保っている。ただ長引く新型コロナウイルスの感染拡大で先行きが見通しにくいなか、先手を打って財務強化に動くようだ。

ハイブリッド債は通常の社債より投資家が負うリスクが大きく、株式に似た資本としての性質を持つ。会計上は負債として扱うが、格付け会社は通常は発行額の50%を資本としてみなす。低金利で運用難の投資家からの需要が高まっているとの指摘もある。

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