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遠隔医療の利用意向、3割に 民間調査

インターネット調査会社のマイボイスコム(東京・千代田)によると、オンライン診療や医療相談など遠隔医療の経験者は6%にとどまった。一方、利用意向のある人は3割にのぼった。新型コロナウイルスの感染拡大で通院を控える人が増えており、オンライン診療の潜在需要が高まっている。

マイボイスコムが9月、10~70代の男女を対象に調査し、1万178人から有効回答を得た。

パソコンやスマートフォンを使って医師や医療機関から診察を受けたり、相談をしたりする遠隔医療について(複数回答)、経験者は6%にとどまった。過去1年の経験の内訳をみると、オンライン診療にあたる「オンラインで医師に診察・薬の処方をしてもらった」(1%)、遠隔健康医療相談にあたる「医師・医療従事者へのオンラインでの相談(診察や処方はしない)」(1%)との回答があった。

「サービスがあることは知っているが、今までに利用したことはない」の回答は62%を占めた。「サービスがあることを知らなかった」は30%だった。

過去1年で遠隔医療を利用した人を対象に手法をきくと(複数回答)、「メール、問い合わせフォーム」が最多で26%だった。「テレビ電話、ビデオ電話」(22%)、「チャット」(13%)も回答が多かった。

利用のきっかけについては(複数回答)、「コロナウイルス感染予防のため、病院へ行くのを控えたい」が最多で、26%を占めた。「かかりつけ医がオンラインでの診療や相談を実施していた」(22%)、「待ち時間・通院時間をかけたくない」(18%)との回答もあった。

利用意向について「利用したいと思う」「まあ利用したいと思う」の回答が合わせて31%を占めた。「あまり利用したいと思わない」「利用したいと思わない」は合わせて32%だった。

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