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元法相を証人尋問請求へ 検察側、案里議員公判

昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた参院議員、河井案里被告(47)の公判が1日、東京地裁で開かれた。検察側は、公判が中断している夫で元法相の衆院議員克行被告(57)を今後、案里議員の公判の証人として尋問請求する方針を示した。

これまで検察側は、現金を受領したとされる地元議員ら139人の証人尋問を申請していた。だが、克行元法相が9月に弁護人を解任し公判が分離したため、案里議員の弁護側が「元法相からの現金受領者は案里議員に関係ない」と主張。地裁が検察側に立証計画の見直しを求めていた。

検察側はこの日、克行元法相から現金を受け取った地元議員らも尋問する必要があると説明。その上で、受領時に元法相との会話を録音したとされる議員ら計5人の尋問を改めて求めた。案里議員から受領した議員の尋問は今後も実施される。

公判終了後、案里議員の弁護人は「年内に結審する可能性がある」と話した。起訴状によると、案里議員は昨年3~6月、克行元法相と共謀し、集票依頼などの目的で地元議員5人に現金を供与したとされる。

〔共同〕

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