カゴメ、子ども食堂支援へ財団設立

2020/10/1 12:56
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カゴメは1日、子どもたちに無料や低額で食事を提供する「子ども食堂」に取り組む団体を支援する「カゴメみらいやさい財団」を設立したと発表した。子ども食堂は増えているものの、運営費の不足から継続的な食事の提供が課題になっている。カゴメは財団を通じ、食材や備品などの運営費用を助成する。

11月から助成金の申請を受け付け、2021年4月に給付する。21年度は1件あたり最大50万円で、総額3000万円の助成を予定する。助成金の原資にはカゴメの株式94万株の配当金を充てる。

カゴメによると子ども食堂の数は19年に3718カ所と前年比で63%増えた。一方で開催頻度は「月1回程度」が49%と半数を占める。週1回以上開催している子ども食堂に限っても、49%が「運営費の確保が難しい」と回答しており、資金確保が大きな課題になっている。

財団の理事長を務めるカゴメの山口聡社長は「新型コロナウイルスの影響で子ども食堂の運営にもマイナスの影響がある。この時期だからこそ継続的な助成を進めていきたい」と述べた。寺田直行会長は「一定のめどが立てば、地方創生や農業振興にもスポットを当てて活動したい」と話した。

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