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米ノードストローム、毛皮や家畜以外の皮革の販売中止

(更新)
毛皮と家畜以外の動物からの皮革商品販売を2021年末までにとりやめると発表した高級百貨店ノードストローム(ニューヨーク)=AP

【ニューヨーク=河内真帆】米高級百貨店ノードストロームは30日、2021年末までに毛皮商品と、ワニ、蛇など家畜以外の動物(エキゾチック・アニマル)を使った皮革商品の販売を停止すると発表した。消費者の動物保護への意識の高まりや若者の嗜好の変化を見据えて判断した。

同社が運営する百貨店チェーン355店舗、ネット通販すべてから対象商品を撤去する。ノードストロームの自社企画(PB)商品はすでに人工素材に移行しており、今回の決定ではノードストロームに商品を卸すブランド、製造業などに素材見直しを迫る。一方で牛、豚、羊、ヤギ、水牛など家畜の皮革製品は対象外とする。

すでに米百貨店最大手メーシーズは21年1月末までに毛皮商品販売を停止すると発表している。ファッション業界では16年ごろからグッチ、ジョルジオ・アルマーニ、ヒューゴ・ボスなどが段階的に毛皮素材の利用をやめているが、消費者と直結する小売業にも販売停止が広がっている。

米動物愛護協会のPJ・スミス氏は「高級アクセサリーの代表格となってきたエキゾチック・アニマルの皮革商品販売をとりやめるのは米国の小売店ではノードストロームが初めて。動物愛護の流れを大きく後押しする」と述べた。

米国のミレニアル世代(20歳代後半~30歳代)、Z世代(10代~20歳前後)は動物愛護心が強く、毛皮や皮革製品への消費に消極的という見方もあり、小売業各社の商品調達の決定にも影響が出始めている。

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