ブラジル失業率13.8% 5~7月、コロナで過去最悪

2020/9/30 23:23 (2020/10/1 0:02更新)
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【サンパウロ=外山尚之】ブラジル地理統計院(IBGE)は30日、5~7月期の失業率が13.8%となり、2012年に現行方式での統計を開始して以来、過去最悪を記録したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大により、中南米では各国で失業率の上昇が深刻化している。

4~6月期から0.5ポイント上昇した。失業者の総数は1310万人と、高水準で推移している。ブラジルでは新型コロナの感染拡大はピークを超え、工場や商店は再開しつつあるが、企業の倒産や店舗の閉店も相次いでおり、余剰雇用を吸収しきれていない。

ボルソナロ政権は低所得者や失業者向けに4月から月600レアル(約1万1200円)の現金給付を実施していたが、財政問題から、9月以降300レアルに減額している。経済活動の再開に伴い失業率は今後改善していくとみられているが、長引けば景気への影響は避けられない。

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