マスク姿のヒロイン、波瑠主演で連ドラに

文化往来
2020/10/14 2:00
保存
共有
印刷
その他

日本テレビ系の連続ドラマ「#リモラブ~普通の恋は邪道~」の場面

日本テレビ系の連続ドラマ「#リモラブ~普通の恋は邪道~」の場面

先の見えないコロナ禍が日常となる中、テレビの連続ドラマにマスク姿のヒロインがお目見えする。日本テレビ系で10月14日から始まるラブコメディーの「#リモラブ~普通の恋は邪道~」(毎週水曜、午後10時)だ。波瑠が演じる産業医のヒロインは自粛生活をきっかけにオンラインゲームで知り合った人物に恋するが、その人物が社内にいると分かる。櫨山裕子プロデューサーは「(ドラマの設定を)コロナがない、ということにはもうできない。コロナがある世界を真正面から描く」と語り、コロナ禍の今を舞台にした連続ドラマは「地上波のゴールデンタイムでは今作が初めてではないか」という。

「命より大事なものがありますか」。ウイルス感染の脅威が迫る中、産業医の大桜美々(波瑠)は会社で働く人たちの健康を守ろうと厳しく注意する。だが自粛生活を余儀なくされ、社会的距離を保つことが新たな日常となり、美々は自らの孤独とSNS(交流サイト)を介した久しぶりの恋に気づく。美々が働く会社の面々も、入社してすぐにテレワーク生活になった新入社員や、コロナで窮地に陥った営業マン、子どもに離婚について説明しようとした矢先にコロナ騒動が起きた部長ら、今であればどこにでもいそうな顔ぶれだ。

櫨山プロデューサーは「ソーシャルディスタンスの中でSNSをきっかけに始まる恋。こんな時代だからこそ人は誰かとのつながりを大切に思うのではないか」と企画意図を話す。今年10月期の連ドラの企画については脚本家の水橋文美江氏と昨年夏から練り始めていたが、今年4月期に担当した連ドラ「ハケンの品格」でコロナ禍による収録中断を経験。10月期の連ドラについて「果たして収録をできるのだろうか、という思いがずっとあった」と打ち明け、考え抜いた末に今回の物語が生まれたという。「コロナが再燃しても状況に即したドラマを作ることが可能(な内容)であり、収録を止めなくてもいいという確信を持てたためこういう形にした」と櫨山プロデューサーは話している。

(関原のり子)

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]