セブン銀、シンガポール大手DBSと提携 海外送金で

セブン銀行は30日、個人向けの海外送金サービスでシンガポール大手銀のDBS銀行と提携したと発表した。全国に2万5千台以上あるセブン銀のATMから専用アプリに入金すると、DBSのネットワークを使って海外の銀行口座に送金できる。東南アジアを中心に世界50カ国をカバーするDBSと組み、在日外国人の需要を取り込む。
資金移動業の登録を進めるセブン銀子会社、セブン・グローバルレミット(東京・千代田)がまずは今冬をメドに、ベトナム向けに始める。送金者がアプリ上でアカウントを作成すれば、セブン銀口座を持たなくても使えるようにする。セブン銀はDBSなどと連携してマネーロンダリング(資金洗浄)対策を取る。送金手数料は調整中という。