スペースX宇宙船搭乗の野口さん 「心身ともに万全で」

科学&新技術
2020/9/30 11:09
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オンライン記者会見する野口聡一宇宙飛行士(30日、パソコンの画面から)

オンライン記者会見する野口聡一宇宙飛行士(30日、パソコンの画面から)

米スペースXの民間宇宙船クルードラゴンで国際宇宙ステーション(ISS)に向かう宇宙飛行士の野口聡一さん(55)が30日、オンラインで記者会見し「訓練は最終段階、仕上げに入った。心身ともに打ち上げを万全な状況で迎えたい」と抱負を語った。野口さんらが搭乗するクルードラゴンの運用1号機は10月31日に打ち上げ予定だ。

野口さんにとって3回目の宇宙飛行で、米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士3人と一緒にISSに半年間滞在する。

スペースXの宇宙船クルードラゴン運用1号機の乗組員(右端が野口聡一飛行士)=NASA提供

スペースXの宇宙船クルードラゴン運用1号機の乗組員(右端が野口聡一飛行士)=NASA提供

スペースXが開発した新型宇宙船クルードラゴンは、5~8月の有人飛行試験でISSとの往復に成功したばかり。今回の打ち上げで本格運用となる。野口さんは米国人以外で初めて搭乗する。野口さんは「米国が主導しつつ、他の国に宇宙開発の恩恵を広めることは非常に大事。米国人以外の74億人の最初の1人であることを光栄に思う」と語った。

約10年ぶり、50歳代半ばでの宇宙飛行となることについては「55歳でもやれるということを示す意味で、もっとも過酷といわれる船外活動をぜひ実現したい」と意欲を示した。

運用1号機の名称は回復力などを意味する英語の「レジリエンス」に決まった。「新型コロナウイルスで世界中が困難な状況にある中、お互い協力して元の社会に戻ろうという願いを込めた」という。

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