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8月の鉱工業生産1.7%上昇、回復に鈍さ

経済産業省が30日発表した8月の鉱工業生産指数速報(2015年=100、季節調整済み)は前月比1.7%上昇し88.7だった。新型コロナウイルスで停滞していた経済活動が再開し、3カ月連続でプラスとなった。経産省は基調判断を「生産は持ち直している」に上方修正したが、回復の足取りはなお鈍い。

鉱工業生産指数は7月に8%台の上昇となるなど大幅な減産から回復が進むものの、2月(99.5)や3月(95.8)の水準にはまだ届いていない。経産省の担当者は「戻りは鈍く、新型コロナ前の水準に回復するには時間がかかる」とみる。

業種別では15業種中10業種が上昇した。自動車は前月比8.9%上昇した。国内外で需要が回復し、新型車の生産開始なども貢献した。自動車部品の需要が増えたのに伴って鉄鋼・非鉄金属も6.5%上昇した。半導体メモリーなどを含む電子部品・デバイス工業は4.6%上昇した。

メーカーの先行き予測をまとめた製造工業生産予測調査によると、9月は前月比5.7%、10月は2.9%の上昇を見込む。経産省は「ウイルス感染が再拡大する可能性もあり、引き続き注意が必要だ」としている。

在庫指数はマイナス1.4%の97.9と5カ月連続で低下した。4月まで高い水準が続いていたが、企業の生産調整が進み在庫の積み上がりは回避できているもようだ。鉄鋼・非鉄金属や化学工業で低下が進んだ。

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