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巨人・菅野、窮地で本領 「記録を意識して」12連勝

2020/9/29 23:26
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三塁打と犠飛で初回に打者2人で先制点を許した巨人・菅野だったが、「自分のペースをつかむ前にポンポンと打たれてしまったので」と引きずるところは全くなかった。二回以降は立て直し、6回9奪三振。安全圏のリードを守り、悠々と救援にバトンを渡した。

広島戦で勝利投手となり、開幕投手から12連勝のプロ野球記録に並んだ巨人・菅野=共同

広島戦で勝利投手となり、開幕投手から12連勝のプロ野球記録に並んだ巨人・菅野=共同

圧巻だったのは、失策と二塁打で無死二、三塁のピンチとなった五回のマウンドだ。内野ゴロでも1点が入る場面で1番大盛、2番田中広を連続の空振り三振。鈴木誠は高めの速球で平凡な右飛に打ち取り無失点で切り抜けた。

追い込んでから大盛にはボールゾーンへ沈むフォークボール、田中広には高めの速球で仕留めた。巧みに投げ分ける制球力は見事というしかない。この場面について、菅野は「正直、1点はOKだと思っていた」という。ただ「2人をいい感じで追い込めたので、一番いいのは三振か内野フライだなと」とも。この日最大のヤマ場で、状況に応じて攻め手を切り替える冷静さが光った。

首位独走のチームでひたすら貯金を稼ぐ菅野は、開幕投手からの連勝を12に伸ばした。2004年に岩隈(当時近鉄)がマークしたプロ野球記録に並び、「こればっかりは自分の力だけではどうにもならない。素直にうれしい」。

連勝記録のことを頭に入れながら登板しているというエースは「毎回意識するのはしんどいが、そういう期待を受けるのもプロ野球の醍醐味」と言い切った。プレッシャーをあえて楽しむ大黒柱の姿は、リーグ2連覇を目指すナインの良き模範だ。(常広文太)

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