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ゴーン元会長、レバノンで大学支援 会見も事件触れず

レバノンでの教育支援を表明するゴーン元会長(左)(29日)=ロイター

【カイロ=久門武史】日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告は29日、逃亡先のレバノンにある大学で記者会見し、経営者を養成する新課程に協力すると表明した。日産を巡る公判など一連の事件には言及しなかった。昨年末に日本から逃亡後、記者会見は今年1月に開いて以来で異例だ。AFP通信が伝えた。

自らの疑惑に関連する質問には「話をそらせたくない」として答えなかった。大学への支援について「この国に奉仕する」と強調した。ロイター通信によると大学側から打診があり、監修を手助けするという。

レバノンの経済危機に関しては「信頼を回復すれば資金は後からついてくる」などと語った。同国は公的債務の膨張や通貨急落で市民生活が圧迫され、新型コロナウイルスの感染拡大にも直面している。8月には首都ベイルートで大規模な爆発が起き、内閣が総辞職した。後継内閣の発足が遅れ、混乱の長期化が懸念されている。

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