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豊田合成の新体育館完成、コロナ対策に深紫外線LED

豊田合成の深紫外線発光ダイオード(LED)機器が搭載された手洗いスタンド(27日、愛知県稲沢市の豊田合成記念体育館)

豊田合成の新体育館「エントリオ」(愛知県稲沢市)が27日、オープンした。殺菌用の深紫外線発光ダイオード(LED)製品など、新型コロナウイルスの感染防止へ自社の先端技術を駆使した。最大3500人を収容可能。同社チームが在籍するバレーボールのVリーグやハンドボールのトップリーグの公式戦会場になる。

豊田合成の新体育館。黒を基調とした設計で、ボールが見やすくなる効果がある(27日、愛知県稲沢市)

主力製品のエアバッグの端材を使った商品の販売ブースも設け、技術や取り組みをアピールする場としている。

新型コロナの感染防止のために、豊田合成の深紫外線LED機器を駆使したのが特徴だ。同機器は新型コロナへの殺菌効果が証明されており、東大発スタートアップで水処理装置の製造・開発を手掛けるWOTA(ウォータ、東京・文京)の手洗いスタンドの部品として採用された。量産化の第1弾だ。来場時に手を洗える。

空気除菌脱臭装置や浄水機能付き冷水器のほか、スマートフォンなどの持ち物を消毒できる殺菌ボックスも計約20台用意した。いずれも深紫外線LED技術が使われており、今後の販売を予定している。体育館で実用性をアピールし、実績を作る狙いだ。

近年強化している持続可能な開発目標(SDGs)に基づく経営姿勢も示す。館内のコンビニエンスストアでは、主力製品であるエアバッグの端材を再利用したエコバッグを販売しており、今後はラインアップを増やす。館内の照明は全てLEDにして省エネ化を図り、太陽光発電も設置するなど環境への配慮を前面に出した。

豊田合成の小山享社長は「専用の体育館なので自社のいろんな工夫と知恵を入れた」と強調した。深紫外線LED製品については「(来場者が)実際に使って感じた街の声を技術開発に生かしたい」とさらなる事業化への意気込みを語っている。

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