南座の顔見世、公演短縮 コロナ感染拡大防止で

2020/9/29 17:55
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松竹は29日、京都に年の瀬を告げる南座(京都市東山区)の歌舞伎公演「吉例顔見世興行」について、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、例年より開催期間や公演時間を短縮して行うと発表した。南座では2月以来の歌舞伎公演となる。

例年、昼夜2部制で各4演目程度を上演していたが、観客の滞在時間を減らすため今年は3部制各2演目にした。各部の公演時間は4~5時間から約2時間とした。公演期間も12月5日から19日までと例年の半分程度に短縮した。

観客は各部完全入れ替え制とし、俳優の屋号などを呼び掛ける「大向こう」は禁止。政府は9月に劇場などの入場者数の制限を緩和したが、慎重を期し販売席数は総座席数の半分以下に抑えた。

俳優やスタッフの数も絞り、片岡仁左衛門さんや中村鴈治郎さん、松本幸四郎さんらに加え、中村隼人さんら若手を起用した。

京都市内で記者会見した南座の藤田孝支配人は「いろんな課題をクリアしながら実施を発表できた。例年と形は違うが、今年ならではの顔見世興行をお楽しみいただけたら」と話した。〔共同〕

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