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トヨタなど車8社の8月世界生産、前年比12.5%減

8月の世界生産も前年比マイナスだった

トヨタ自動車など国内の乗用車8社が29日まとめた8月の世界生産は前年同月比12.5%減の184万4521台だった。マイナス幅は7月の14.2%からさらに縮小した。新型コロナウイルスによる生産調整の影響は、中国などがけん引役となって縮小傾向にある。今後はコロナ流行以前の水準まで生産量を戻せるのかが焦点になる。

世界生産の内訳は国内生産が前年同月比17.1%減の53万5588台、海外生産は同10.4%減の130万8933台だった。新型コロナの広がりを受けた生産調整は5月の前年同月比61.6%減を底として、中国を中心に徐々に回復しつつある。ホンダの中国生産は同18.5%増の14万1331台だった。3カ月連続のプラスで、8月単月では過去最高となった。トヨタも同15%増の11万9711台だった。

国内生産はスズキを除く各社が前年同月比で軒並みマイナスとなった。スズキは昨年に完成検査問題で生産台数を絞った反動で、同8.5%増の7万732台だった。

海外生産はSUBARU(スバル)以外の7社が前年同月割れだった。同社は昨年7月に米国工場で立ち上げた多目的スポーツ車(SUV)「アウトバック」の生産が軌道に乗り、同81.5%増の3万7838台と、8月単月の海外生産台数では過去最高になった。

回復が最も遅れているのは三菱自動車で、世界生産は前年同月比53.3%減の4万5877台。国内生産は同51.6%減の1万9115台、海外も同54.5%減の2万6762台にとどまった。主力のタイやインドネシアなどの東南アジア市場で需要が戻っておらず、国内工場の輸出向け車種や海外工場での生産車種で生産調整が続いているという。

(寺井浩介)

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