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トヨタの対米輸出、11カ月ぶり前年超え 8月1.8%増

世界販売台数は10.6%減

米国向け輸出は1.8%増の5万台と、2019年9月以来11カ月ぶりに前年同月実績を上回った(トヨタの販売店)=ロイター

トヨタ自動車が29日発表した8月の生産・販売・輸出実績(トヨタ・レクサス車)によると、世界販売台数は前年同月比10.6%減の72万台だった。同社によると「世界的に需要が回復している」といい、米国向け輸出は1.8%増の5万台と、2019年9月以来11カ月ぶりに前年同月実績を上回った。9月以降についても「世界で回復傾向が続く」としている。

新型コロナウイルスの感染拡大による影響が和らいでいる。トヨタは世界販売を7~9月に15%減の水準にまで引き上げる計画だが、7~8月では11.3%減と「想定を上回るペースで回復」(同社)している。

引き続きけん引役は中国だ。8月は27.2%増の16万4千台と、4月以来5カ月連続で前年を超えた。伸び幅も7月より8.1ポイント増えた。地方モーターショー開催や、セダン「レビン」やレクサス「ES」が好調だ。欧州全体でも各国の自動車購入支援策の効果もあり、7.1%増の7万4千台だった。

国内販売は10.6%減の10万5千台で、7月(17%減)より6.4ポイント改善した。トヨタは「一定の販売台数があり、世界販売の回復に寄与している」としている。

需要回復に伴い世界生産も6.7%減の63万4千台と7月(10.2%減)より伸びた。米国でも1.7%増の11万5千台と前年を超える稼働となり、新型コロナによる稼働停止が響き在庫不足にあったが、「不足は解消されつつある」(同社)。北米では主力セダン「カムリ」や多目的スポーツ車「ハイランダー」の生産を増やした。

国内生産は11.5%減の20万3千台だった。市場回復に伴って回復しており、9月の国内生産はコロナ感染拡大前に策定した計画より約1%増と、当初計画を初めて上回る見通し。10月の国内生産についてトヨタは「当初計画を上回る想定で稼働していく」としている。

輸出は14.8%減12万6千台だった。6月(46%減)や7月(30%減)から急回復している。米国向け輸出と同様に、欧州向けも0.2%増の1万9千台と、19年10月以来10カ月ぶりに前年実績を上回った。

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