総務相「分離時と環境違う」 NTTのドコモ完全子会社化で

2020/9/29 11:59
保存
共有
印刷
その他

武田良太総務相は29日の閣議後の記者会見で、NTTによるNTTドコモの完全子会社化に関し「健全なやり方(市場競争)を期待したい」と述べた。かつて携帯電話市場の競争を促すために分離したドコモがグループとの連携を強めることに対しては「(当時とは)社会環境が違う」とし、通信市場の競争を阻害しないとの認識を示した。

政府は1990年、固定電話で独占的なシェアを誇るNTTの影響力を携帯市場に及ぼさないためNTTの移動通信業務の分離方針を決定。その後、ドコモの前身企業が設立された。武田総務相は「固定電話が圧倒的に多い時代と、ここまで携帯が普及する時代は社会環境が違う」と話した。

加藤勝信官房長官は同日午前の記者会見で、完全子会社化が携帯電話料金の引き下げにつながるとの見方に対して「各社が国際的な料金水準なども参考にしながら、料金引き下げを積極的に検討を進めることを期待したい」と述べた。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]