8月アルミ出荷、12.5%減 13カ月連続マイナス

2020/9/29 10:39
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日本アルミニウム協会(東京・中央)は28日、8月のアルミニウム圧延品(板・押し出し類の合計)の出荷量が前年同月比12.5%減の12万1637トンだったと発表した。13カ月連続のマイナス。新型コロナウイルスの影響による需要減が続くが、5月を底に減少幅は縮小しており、回復の兆しが見え始めている。

記者会見する日本アルミニウム協会の岡本一郎会長(28日、東京都中央区)

板類は10%減の7万4688トンと13カ月連続で前年を下回った。減少幅は5月の20.7%を底に縮まっている。主要品目の缶材は、0.5%減の3万2027トンだった。外出自粛によるコンビニエンスストアなどでの販売減が続き、微減となった。

板類のうち、自動車向けは21.9%減の1万337トンだった。一方、電子通信装置向けは63%増と大幅に増えた。テレワークの普及などによるICT(情報通信技術)関連機器の需要が好調だ。

押し出し品は16.3%減の4万6949トンと11カ月連続のマイナスだった。減少幅は5月の28.1%を底に持ち直している。

記者会見した岡本一郎会長(日本軽金属ホールディングス社長)は、「7月から少しずつ需要が好転している」と足元の状況を説明した。ただし、下期の需要については「楽観はできず、状況を見ていかなければならない」と警戒感を示した。

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