阿波銀、資金一元管理サービスを本格導入 エメラダと提携

地域金融
金融機関
四国
徳島
フィンテック
2020/9/28 18:38
保存
共有
印刷
その他

阿波銀行はフィンテックベンチャーのエメラダ(東京・港)と連携し、10月1日から取引先企業の資金繰り管理を支援するサービスを全ての営業店で取り扱う。1~3月まで同行東京支店で中小企業7社を対象に試験導入していたが、リアルタイムでの与信管理を通じて取引先への迅速な融資提案につながると判断、本格導入を決めた。

阿波銀行本店(徳島市)

エメラダの企業向けオンライン口座管理サービス「マーケットプレイス」を活用。複数の金融機関口座にある取引先の資金の動きを一元的に管理し、リアルタイムで把握できるようにする。新サービスを導入した企業にとっては会計事務の簡素化につながる一方、阿波銀側は取引先の経営課題をいち早く認識でき、効果的な融資を提案できるメリットがある。

実証実験では「会計ソフトの変更が不要。導入ハードルも低い」など取引先からの評価も高かったという。10月からの全店でのサービス開始により、阿波銀の法人インターネットバンキングを契約している企業を中心に導入先を増やしていく計画だ。今後は取引先企業の資金需要予測など、同行の営業ツールとしての展開を検討している。

エメラダ・マーケットプレイスはきらぼし銀行、大和信用金庫(奈良県桜井市)、埼玉県信用金庫(埼玉県熊谷市)などで導入されているが、四国の金融機関では初めて。エメラダの古川直樹取締役兼最高執行責任者(COO)は「今後、他の四国の金融機関へのサービス導入を働きかけていく」と語った。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]