ハローズの3~8月期税引き利益61%増 内食関連好調
岡山県を拠点に24時間営業の食品スーパーを展開するハローズが28日発表した2020年3~8月期の税引き利益は、前年同期比61%増の26億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大で消費者が外出や外食を控える中、内食需要が高まり生鮮食品の販売が好調だった。
売上高にあたる営業収益は16%増の766億5100万円。生鮮に加えて、レトルトカレーやカップ麺など手早く調理できて長期保存が可能な商品の売り上げも伸びた。4月に徳島県、7月に香川県に出した新店舗の効果もあった。広告の縮小やイベントの中止などによる経費の抑制も奏功し、営業利益は56%増の38億円となった。