「ニチメッド」設立、日医工とメドピアが出資
日医工は28日、医療情報サイト運営のメドピアとの共同出資会社「ニチメッド」を設立したと発表した。新会社では同日、スマートフォンアプリを通じて契約した医師の診察予約などができるクリニック支援サービスを始めた。年内には患者がスマホの画面越しに医師の診察を受けられる機能も追加する。
ニチメッドの資本金は500万円で、日医工が66%出資する。クリニック支援サービスの価格は1施設あたり月額9800円(税別)で、医療機関側は院長のプロフィルや施設内の混雑状況などもアプリ上で配信できる。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い医療機関への受診抑制が続いている。日医工では医師と患者をつなぐサービスの潜在需要は大きいとみている。