コロナ感染情報システム、医療機関の利用4割どまり

医療・健康
2020/9/28 18:00
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厚生労働省は28日、新型コロナウイルスの感染者情報を一元管理するシステムの利用状況のアンケート結果を公表した。回答のあった医療機関318のうち、感染者の発生情報を入力しているのは41%にとどまった。6割の自治体で医療機関の代わりに保健所が「ほぼ全て代行入力」しており、部分的な代行を含めれば95%の自治体で保健所が代行していた。

システムは厚労省が5月末に稼働させた「HER-SYS(ハーシス)」。これまで医療機関から保健所にファクスで報告していた発生情報を、システム化して保健所の業務負担を軽減するのが狙いだったが、医療機関や自治体の利用が伸び悩んでおり、活用は遅れている。

医療機関がハーシスを利用しない理由は、「その他」を除くと「紙での届け出に不便を感じない」が最多だった。利用に必要な「IDを取得していない」や、アクセスのための「2段階認証が手間」との理由が続いた。

調査は8月24日から9月2日に実施した。厚労省はアンケート結果も踏まえ、システムへの入力項目の絞り込みや利便性向上を進めている。

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